2014年2月21日金曜日

地を這う人

ナーバスなときっていうのはだいたいおんなじ周期でくるから、三砂ちづるさんの本に書いてあった話を思い出して、わたしの子供になれなかったいのちの欠片が泣いているのかな、そう思って腑に落ちた。別に違ってもいいけれど、そう思うとこの状態を自分が納得できるから。じぶんの中の他者を想う。

こんなときはほっと一息つける場所が必要。この間みずほさんが誰でも来られる公園のような場所をつくりたいと言っていたけれど、ほんとうに、そういう場所は必要で、わたしもどんな形でかは分からないけれど、ひとの居場所をつくる、ができたら。じぶんのこころが大変なときに優しくつつんでくれる場所。そんなことを考えていたらお家に帰りたくなってきた。雪が積もる埼玉。お母さんとお父さんとおにいちゃんと葉子ちゃんと弓隆とにゃーとにゃんこがいる家。

おいしいごはんが食べられる場所。あちこち行くたびそんな場所を探すのだけど、今回はなかなか見つからなくて。ひとりっきりで自炊宿なのでひさびさにご飯作っている。炊き込んだり、しりしり(沖縄では千切りにしたのそういうみたいだ)にしたのサラダにいれたり。このサラダにアーモンドと豆腐の味噌漬け散らしてお塩とオリーブオイルかけて食べるというのが最近のはやりです。
ブロッコリーとレタスを無農薬で野菜つくっているおじいにもらったのです、ブロッコリー茹でたのすごくおいしい。無農薬という言葉はやっぱり安心してしまうな、そうでないものが少しこわくなってきている。きょうも防除中のハウスに入ってしまって、マスクとかないし、どうしようってこわかったな。からだよりまず頭がそう思っているようだ。

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そういえば、ひとの日記に登場するのってこそばゆいけれどうれしい。
つるまきまりの日記、とても好きでたまにのぞいている。あけっぴろげで、奔放で、すき。手書きの日記、絵もすき。彼女の日記読んでてわたしも書こうと思ったのでした、わたしはばしっとかっこいいこと一発で書けないからぐだぐだ書けるワープロ。

ナーバスになるといろいろなことが気に障るらしく、宿の壁が薄いこととか、宿の店主の雰囲気がなんか妙に心地わるかったりとか、慣れない布団の匂いが洗剤臭くて鼻についたりとか。
びゅんびゅんと飛ぶ人たちをうらやましいと思たり。
でもいっこいっこに躓きながらぐだぐだと進むのもいいかなと思っている。つまづくことができる幸せ。とか言って、一生懸命ポジティブにかんがえてみる。

先週末、萌子と伊江島に行って、いろいろなものを見てきて、阿波根(あはごん)さんの言葉がつよくつよくのこっている。それについては、またこんど書くつもり。

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